製造工程(製造から納品まで)

■革型・抜き加工

  • コスト・生産性を考慮した職人手作りの鍛造刃・スウェーデン刃2種の型を使い上下油圧式の裁断機で革を抜いていきます。
  • オリジナルの革型も作製可能です。
  • 革は天然の物なのでキズ・ムラ・牛の焼き印が沢山ありますが、その部分を排除し製品になるパーツの向きを配慮しながら、且つ材料を大切に抜ききる加工は最大の技術が要される技術になります。

■漉き加工

  • 革製品先進国のイタリアより輸入した、革の厚みを自由に変えることのできる機械。 大幅な作業時間の短縮により、コストダウンと小ロット生産を実現しております。 また、0.1mm単位で厚みを揃えることにより、ホットスタンプ印刷でロゴ・文字等を綺麗に印刷できるようにします。

■コバ色・コバ塗り加工

  • コバ色とは革の裁断面に塗る色の事です。現在では様々な色がありますが、革の色に合うよう調合して色を作ったりもします。
  • 革表面に色が付着すると色が取れにくい物もあり、即廃棄製品になってしまいます。 製品の品質を考慮し、コストダウンを図る為の機械塗りや1つづつ塗る手塗りの2種の方法で仕上げて行きますが、非常にナーバスになる作業一つです。

■名入れ加工(ホットスタンプ・レーザー彫刻)

  • 基本的には亜鉛製の腐食版でデザインから製版した物を、革に熱と油圧でプレスしていきます。革にエンボスを残すのが素押。また間にフィルムを挟み色をつけるのが一般的に箔押しになります。箔色にも様々な色がありお選び頂けます。
  • 光を集め照射して革を焼いて名入れを行います。基本的には革を焦がして名入れを行うので名入れ色は、黒系のみになります。
  • ※革よっても黒色の濃淡が違います。
  • また、より強い出力で革の裁断もできるので量産前のサンプル作製等が非常にスムーズに行えます。

■貼り・圧着加工

  • 靴用にも使われる非常に剥がれにくいボンドを使用し、1つづつ手張りにて貼り合わせていきます。少しの貼りズレがのちの縫製ズレや製品品質を左右するポイントになる為、長年の技術が必要になります。
  • その後、圧着する事でより耐久性のある製品になります。

■バフ加工

  • 貼り合わせた半製品のはみ出たボンドや製品の断面を手触り良くし、製品の品質を上げる為に行います。

■ミシン糸・縫製加工

  • 様々な製品に合わせて、糸の色・太さをを選びます。
  • 自動式のコンピューターミシンと昔ながらの平ミシンの併用で縫製を行います。上糸と下糸のバランスが縫製の技術を見極める最大の部分なので非常にナーバスな加工になります。
  • また、平ミシンは縫い手一人一人の個性がでる部分でもあります。

■取り付け加工

  • 革紐・金具・ベルト・金属メタルの取り付けを行います。

■検品・包装

  • 仕上がった製品を検品し、OPP袋や箱に包装を行います。各種 包装箱もご用意できます。

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